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【怖い話|短編】闇バイトで経験した怖い話

闇バイト
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闇バイトで経験した怖い話

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東京の夜はいつも賑やかだが、その光の裏には見えない影が潜んでいる。

東京の夜景

私が手を出した闇バイトも、まさにその影の一部だった。もちろん人を殺めたり、そんな類のバイトでは無い。依頼はシンプルで、指定された場所から荷物を受け取り、別の場所へ届けるだけ。週に一度のペースで、雇い主とのやり取りはすべて匿名で行われる。その便利さとは裏腹に、仕事の内容には一切触れない不気味さがあった。

ある夜、依頼を受けた場所は、東京の中心部にそびえ立つ高級タワーマンションの一室。

高級タワーマンションのエントランス

私はこの世界に身を置きながらも、こういった場所に足を踏み入れるのは初めてだった。エントランスを通り、セキュリティを抜けると、私を待っていたのは、厳重にセキュリティが施されたプライベートエレベーター。目的の階に着くと、廊下の奥、ひときわ明かりが落ち着いている部屋の前に立った。

プライベートエレベーター

荷物を受け取るとき、いつも感じる不安が今回も私を襲う。

荷物を受け取る瞬間

しかし、この高級マンションから出てくる荷物に何が含まれているのか、考えただけで背筋が凍る。荷物を受け取り、目的地への配達を完了させるためにエレベーターに戻るその時、背後で何かが動く気配を感じた。

振り返ると、そこには誰もいない。ただ、ふとした瞬間、エレベーターの鏡に映る自分の背後に、ぼんやりとした人影が映っているのを見た気がした。しかし、再び目を凝らすと、何もいない。ただの錯覚だったのかもしれないが、その瞬間から、私の心の中には恐怖が深く根を下ろした。

エレベーターの鏡に映る人影

配達先は、都内のもう一つの高級タワーマンション。荷物を届けた後、家路につく足取りは重かった。あのマンション、あの部屋、あのエレベーターで感じた違和感と恐怖が、私の心を離れない。

それからというもの、私は闇バイトから足を洗う決心をした。

しかし、東京の夜空を見上げるたび、あのタワーマンションの灯りが私を見下ろしているような気がして、ぞっとする。あの夜、私は何を運んだのか。そして、あの人影は一体何だったのか。

夜の街を歩く主人公:

その答えを知ることはないまま、私は今も夜の街を怯えながら歩いている。

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