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【洒落怖】鏡の中の自分

【洒落怖】鏡の中の自分

私は一人暮らしの20代です。

ある日鏡を見ていると、鏡の中に自分の姿がもう一人映っているのに気づきました。

何度も鏡を拭き目をこすってみましたが、鏡の中に映っている自分はしっかりとそこにいました。
その自分は、私と同じ服を着ていて同じ髪型をしていました。

しかし、その表情は私のそれとはどこか違っていました。

その自分は私を見つめて微笑んでいました。

しかし、その笑顔はどこか恐ろしくもありました。
私は、その自分から目が離せませんでした。

その自分は、私と同じように白いシャツに黒いズボンを履いていました。
髪型は私と同じように短髪で前髪を七三分けにしていました。

しかし、その目の色は私のそれとは少し違っていました。
私の目は茶色ですが、その目は黒く鋭い光を放っていました。

その自分は私と同じように、20代前半の青年の姿をしていました。

しかし、その体は私よりも少し痩せていて、筋肉質でした。

私はその自分と何となく似ている気がしました。

しかし、その自分は私とはどこか違う存在であるような気がしました。

私は、その自分から目が離せませんでした。
そして、その自分も私から目が離せませんでした。

しばらく私たちはお互いを見つめ合っていました。

すると、その自分は私に向かって手を伸ばしてきました。

私は恐怖に駆られて後ずさりました。
しかし、その自分は私の後ろからも手を伸ばしてきました。

私は逃げ場を失いました。
そして私はその自分と握手をしました。

その瞬間、私は異次元のような空間に引きずり込まれました。
その空間は真っ暗で何も見えませんでした。

私は恐怖で声を上げました。
しかし、誰も私の声は聞こえませんでした。

私は一人、その空間に放り出されました。
私はその空間から脱出するために必死でさまよいました。

しかし、出口は見つかりません。

私は気がついたら自分の部屋にいました。

しかし、私はその空間で見た光景を忘れることができませんでした。

私はそれ以来鏡を見るのが怖くなりました。

もしまた、鏡の中にもう一人の自分が映ったらどうしようかと不安でいっぱいです。

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