【涙腺崩壊】見えない愛のカタチ
私は今大学生です。
子供の頃から頻繁に喧嘩をする祖父母の姿に、互いに寂しい思いをしているのではないかと心配していました。
私が中学生の時、祖父がこの世を去りました。
その時、祖母の寂しそうな様子を目の当たりにし、祖母の祖父への愛情を感じました。
高校に入ると、祖母との同居が決まり、引っ越しや新生活の準備の手伝いました。
しかし、祖母も先日亡くなってしまいました。
祖母の荷物を整理している時、愛情深く交わされた戦時中の手紙の束が見つかりました。
私はその手紙を一枚一枚丁寧に読み始めました。
涙なくしては読むことができませんでした。
〜祖父より祖母へ〜
戦場での日々は辛く、恐ろしいものですが、あなたの写真を見るたびに、私の心は温かさで満たされます。あなたの笑顔が、私を励ましてくれます。私は必ず生き抜き、家に帰ることを誓います。あなたのために、そして私たちの未来のために。 いつも喧嘩ばかりしてしまって、本当にごめんなさい。あなたと一緒にいることがどれほど素晴らしいことか、今さらながらに気づいています。帰ったら、もっと優しく、思いやりのある夫になります。
〜祖母より祖父へ〜
あなたが戦場に行ってしまってから、私は毎晩涙を流しています。喧嘩をしてしまったこと、本当にごめんなさい。あなたとの喧嘩が、今は愛しい思い出になってしまったことが悲しいほどです。 あなたが帰ってきたら、一緒にいる時間を大切にし、喧嘩なんてしないように心掛けます。あなたを待っています。私たちの未来に幸せが満ちますように。
手紙を読むうちに、主人公は祖父母の間の深い愛情に気付き、涙が溢れてきました。
戦争という困難な状況の中でも、彼らはお互いを思いやり、深く愛し合っていました。
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